同じ焼き魚でも、こうやって食べると美味しさ倍増。いろりの左のは、もち米に「いしり」をまぶしたもの。香ばしくて美味です。
サザエ、甘エビ、なんだったか名前を忘れちゃったけど、鰤になるひとつ手前の魚。
バイ貝のいしり和え。kaz_ukiは普通だったようだけど、riccaはこの和え物をかなり気に入って、いしりを買って帰ったほど。
ひらめ。サザエや甘エビなどには通常の醤油とワサビがでてきますが、こちらには「いしり」がでてきました。もちろん、いしりが苦手な方はワサビ醤油でとのこと。
こちらのお刺身は醤油で食べるのですが、ワサビではなく何かがでてきました。なんだったっけ…?この小鉢(おひたし、サラダ?)も素朴で美味しかった。
豆腐に、しめじや筍を餡でとじてあったと思います。お出汁が、とっても美味しい!!
貝の器の上で「ミニいしり鍋」。のせ方が雑すぎてわからないのですが、イカ、大根、ネギ、しめじ、ニンジンで、ヘルシーなお鍋でした。「いしり」って、いろんなふうに使うことができるようです。
デザートは、桜のシフォンケーキ。桜のデザートって、春を感じられるので毎年見かけたら買ってしまうのですが、どちらかというとriccaは嫌いなのです。だけど、このシフォンケーキは、さくらさくらしてなくて、おかわりしたいくらい美味しかったです。ご主人の次女の方が、お菓子作りをされてるそうです。
ご主人は、行けるうちに行っておきたいと休みの時には各地へ旅をされるそうですが、そこで食べて美味しいと感じたものがあっても、ご自分の宿ではお出しにならないそうです。
せっかく奥能登まで来ていただくのだから、奥能登でしか食べれないような、奥能登の素材や調味料をいかしたものを出すというのがポリシーだそうです。
実際、万人受けしそうな感じの上品なお味の宿が多いなか、こちらでは本当に「いしり」をふんだんに使用した初めて食べるような味のものが多くて、とても満足度の高いお料理をいただくことができました。