2008年 07月 26日
稚内公園 |
昭和32年、国際地球観測年を機に日本が初めて南極観測に参加するにあたり、物資輸送を目的に犬ぞり隊が結成され、その犬ぞり隊の主役が稚内周辺から集められた樺太犬だったそうです。
南極へ出発する前に、この稚内公園で8ヶ月の厳しい訓練を受け、その中から選び抜かれた22頭の樺太犬が南極へ渡り任務をまっとうしたそうですが、悪天候のため15頭が置き去りにされ命を落としてしまいました。
昭和34年1月、第三次越冬隊が「タロ」「ジロ」の奇跡的な生存を確認したという感動的な話が有名です。
by riccaland
| 2008-07-26 10:00
| +礼文・稚内(Jul 2008)